【関関同立】理系院生4人の20卒就活体験記

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【自動車業界】完成車メーカーと部品メーカーの違い

 

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こんにちはきょうです。

 自動車業界には完成車メーカーと部品メーカー(サプライヤー)があるといいましたが、この2種類のメーカーについて詳しく紹介していきます。

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仕事内容の違い

自動車は完成車メーカーが開発製造し販売していますが、自動車を構成する要素のうち7割はサプライヤーなど外部の企業が開発しているといわれています。では完成車メーカーの仕事とは何でしょうか。完成車メーカーの仕事は

  • 自動車のコンセプトなどを企画し自動車全体を設計すること
  • その設計仕様に合うよう最適な部品をサプライヤーから購入する・サプライヤーに発注すること
  • 提供された部品を組み上げて1つの自動車にすること
  • 出来上がった自動車の性能を実験評価し、量産につなげるということです。

といったことがあると思います。もちろん基礎研究と自動車の進化に関する開発もしています。

 

 

一方で、サプライヤーの仕事は

高性能な製品を開発して完成車メーカーに売り込む。あるいは完成車メーカーから送られてくる要求仕様通りの製品を開発するといったことを行います。 

サプライヤーの中でも、自動車の部品に特化した会社と汎用的な部品や素材を製造している企業の2種類に分けられると思います。

DENSOやアイシン精機といった企業では、自動車の特定の部品に特化していて、各部品単体や各部品を一式セットで完成車メーカーに提供しています。

日本精工のような汎用部品を製造している企業は完成車メーカーに提供するだけでなく別のサプライヤーに提供することが多いと思います。三菱電機やPanasonicといった企業も車載システムや制御モジュールといったソフトウェア部分を提供するといっ

両企業とも製品開発の仕事以外に量産化の仕事もあります。

 

完成車メーカーのメリット/デメリット

メリット

  • 自動車全体に携われる

実際の開発現場では各部品・部署に配属された部分を担当するため、車種全体に携われる可能性は低いと思いますが、ほかの部署と打ち合わせを行うことや、部署移動などでほかの領域に移動することなど、車体全体に携われる可能性は高いと思います。

  • 社割が使える

企業でも福利厚生として自社の製品を割安で購入できる「社割」という制度があります。新車を購入するとなると安くても150万円はかかるため、社割の恩恵は大きいと思います。

  • 知名度がある

B to C企業で広告も多く出しているため、知名度は非常に高いと思います。自動車購入を検討した人はもちろんテレビのCMなどで見たことはあるという人がほとんどだと思います。

デメリット

  • そのメーカーの車しか乗れなくなる(可能性)

企業の敷地内にはその企業が販売している車しか入れないということがあり、社内の人間でも外部の人間であっても入れないとなっている企業もあります。自動車通勤したいけど1台しか所有できないという場合、必然的にその企業以外の製品を選択することが不可能になるという可能性があります。企業によっては他メーカーの自動車でも通勤できる企業はあります。

  • そのメーカーの自動車にしか携われない。

画期的な技術を開発することができても、自社内の製品にしか搭載することができないです。また企業に特定のタイプの自動車を開発していないため(Ex トヨタ自動車や日産自動車では自社で軽自動車を開発していないです)、そうった車種を開発することが難しいです。

部品メーカーのメリット/デメリット

メリット

  • 多くの企業・車種に携われる

完成車メーカー系列の部品メーカーであればそのメーカーにしか携われないかもしれないですが、目がサプライヤーとなると世界中の自動車メーカーと取引できる可能性があります。そうなると自分の手掛けた製品が世界中の自動車に搭載されるため、やりがいを感じやすいと思います。

  • 購入できる製品に制約がない

完成車メーカーに勤めていると自社の製品を購入するような圧力・雰囲気が出てくる可能性があると思いますが、部品メーカーでは一般消費者向けの製品を作ってるわけではないのでそういった空気がなく、自由にどのメーカーの車でも乗ることができます。

また福利厚生として、完成車メーカーの車を安く購入できる制度があるようです。

 

 

デメリット

  • 製品の最終決定権がない

新製品を開発しても、搭載先の自動車のコンセプトに合わない、基準を満たさない製品であればどれだけ性能面で優れていても使ってもらえないという可能性があります。もちろん他社の製品の方が安い・高性能であれば自社の製品を使ってもらえない可能性もあります。

  • その部品にしか携われない。

特定の部品に特化した企業であればその部品以外の部分に携わる機会が少ないと思います。他の部分に携わりたいとなると転職を考える必要があります。

 

最後に

完成車メーカーと部品メーカーでは同じ自動車業界といっても仕事内容はかなり違うと思います。どちらの業種に行くのかは自分のやりたいことと実現したいことを考えたうえで決めると良いと思います。